NCAの認定資格は運動指導の現場だけではなく、医療、介護など
様々な現場で活用されています。そこで、コンディショニングで
新たな挑戦をしている認定資格者を発掘レポート!
「心身共に辛い人の支えになりたくて。コンディショニングと私なら、そういった方を受け入れられるから」。タンゴだけではなく2002年にはNHK紅白歌合戦で振付補佐・バックダンサーとして出演。輝かしい実績をもつ新津さんですが女優時代、仕事と稽古の両立に苦しみ7年もの間うつ病と闘ってきたとのこと。その経験から心や身体に悩みを抱えている方の力になりたいと体調改善運動の指導に邁進。多くの方々に元気を届けてきました。
CIから始まり、もっと知識と技術を学び、より良い指導をしたいと必死に学んでいたらPCTに。「おかげで運動許可の出ている有疾患者や高齢者を診ることが可能になりましたし、キャリアを生かしてダンサーやアスリートをサポートできます」と、PCTを取得したことで自らの可能性に無限の広がりを感じ、今まで以上に様々な人達を支えたくなったそうです。人生の光と影のコントラストを強烈なまでに経験したからこそ、人の弱さに誠実に向き合える新津さんにしかできない運動指導が育まれているのだと思います。
PCT | 新津 満起子さん
ミュージカル女優、振付師、ペアダンサーなど華々しいキャリアを重ね体調改善運動指導者に。東京の町田市にフィットネススタジオ「楽爽健(らくそうけん)」を開き、コンディショニングとバレトンをレクチャー。若い方から高齢者まで支えている。