タンパク質は身体をつくる基本の栄養素。 不足すると慢性疲労や肌荒れ、冷え、免疫力低下などの原因に。
着目すべきは摂取量です。下の表が示す通り、ストレス社会の現代人にとってお肉なら1日1㎏程度も食べる必要があるのです。
そこで、有吉ルールとして①お肉、お魚、卵の中から2〜3品をタンパク質として摂るようにしている、 ②豆腐または納豆を使う。このことをベースに献立を考え、 なるべく多くのタンパクを摂るよう心がけています。
タンパク質をきちんと吸収するためにもビタミン、ミネラルの摂取が必要です。ビタミンは水溶性のB群とC、脂溶性のA・D・E・Kをバランス良く摂ることが大切。B群の不足は慢性疲労や皮膚炎、貧血など、Cの不足はイライラや筋肉減少などを引き起こします。
ミネラルで不足しがちなのが、マグネシウム、鉄、亜鉛の3種 鉄は鉄鍋で調理したり、亜鉛はレモンなどをしぼって一緒に摂る。食では摂取しにくいマグネシウムは入浴剤などで肌から吸収するなどして工夫しています。
ルールその2として10種類以上の野菜を使い、なるべく多くビタミン・ミネラルを摂るようにしています。
細胞や分子の状態を見て行う栄養療法。人間は約60兆個の細胞からできており、細胞やそれを構成する分子は栄養で作られています。細胞・分子と栄養の相関関係を知ることで、病気の予防や治療に役立てます。