Trouble Solution

お悩み解決

コンディショニング指導のお悩みを解決

困った!

コンディショニングが自己流になっている方への指導のヒント

リセットコンディショニングは「さるす」→「圧し動かす」が基本ですよね。レッスンを何回か続けてくると、自宅でも何気に行ってくれている様子が見てとれます。ただ、その方の自己流になってしまい、レッスン中も癖のまま、リセットコンディショニングを行っている方がいらっしゃるんです。たとえば、首まわりの筋肉のリセットでは、胸鎖乳突筋を指でつまみあげ、ごりごり動かしている人。指を左右に、筋肉を圧しわけるイメージで……といっても、くるくる指をまわしてマッサージしてしまっている人……はたまた、筋肉の位置はあっていますが、完全に揉みほぐしている人も。自分の伝え方が悪いのかな? と思いつつ、こういった独自の方法を続けていても「ラクになった!」と喜ばれると、本当はもっと効果が実感できるはずなのにと戸惑います。同時にスタートした人で、やり方が間違った人は、やはり改善が遅いからです。どのように修正してあげるのがベストなんでしょうか?

解決!

コンディショニングは、その人の性格とか、習慣が本当に出ますよね。見ていると面白いぐらい。でも、おっしゃる通り、身体の原理原則に基づいて行わないと、効果も出ませんし、自己流のまま続けていると、アザをつくったり、傷を作ったり、中には逆に痛みが出てしまう方もいらっしゃいます。なので、早い段階で、「気づき」を起こしてあげて、自己流の癖を修正してあげる必要があります。
 ①まずは、指導者がきちんと見せることです。参加者全員に注目をさせて、見せる時間を作ること。流れで行っていると、「次は○○ね~」と、やりながら説明しがちですが、修正が必要な方がいる場合は、さりげなく、見せることです。
 ②次に、言葉で伝えることです。このとき「揉んではダメ!」というのではないですよね?正しい方法を言葉にして伝えましょう。「さする」「圧し動かす」です。なぜ、さする、圧し動かすのか?理由も加えてあげると、間違っていた人は「自分が間違っていたんだ」とマイナスに受け止めずに「こっちのほうがいいんだな」と理解して、癖を修正するきっかけになりますね。
 指導者がサポートする方法もありますが、まずはコミュニケーションの基本に帰り、見せて、伝えることを工夫してみましょう

困った!

ブレスコンディショニングのグループ指導について②

ブレスコンディショニングをグループレッスンで行っていると、息がうまく吐けない方が何名かいらっしゃいます。吐けない方々の特徴を観察していると……、まずお腹を横へ膨らますことも苦手で、そこで力んでしまっているようにみえます。さらに、吐くときに肋骨が縮まるイメージがなく、背中側に筋肉が滑り込んでいく感覚も掴めない様子です。このような方々をみていると、リセットコンディショニングが足りないのか? それとも使う、再教育ができていない、イメージをさせてあげられていないからなのか? と、どこに重点を置いて伝えていけばよいのか……と迷うことがあります。全呼吸をしている段階から、息は吸えているけれど、吐き切れない様子もうかがえるのです。これでは普段の生活も苦しいだろうなぁ~と想像するのですが、どこからのアプローチが効果的なんでしょうか? ウエストが細くなるなど、みなさん結果は出ているので、効果実感はあるようです。

解決!

まず、グループの中で誰かと誰かを比較しないことです。その人が毎回、変化していることに着目していくことが大事。前回は、肩があがる呼吸をしていたけど、今日は肩があがっていない。というのも立派な変化です。その人それぞれの変化のペースを指導者がコントロールしようとしないことです。その上で「吐き切れない」という方がいる場合は、
 ①肋骨上部、肋骨下部の動きに着目しましょう。上は前へ、下は横へ動いているのか? ここができていない場合は、肋骨まわりのリセットをプラスしましょう。
 ②次のアイデアとしては、背骨まわりのリセットをどこかでプラスしてみることです。背骨、骨盤まわりの緊張が強いと、肋骨の動きも引き出しにくい方もいらっしゃるでしょう。
 ③ その方が、一番吐きやすい言葉を投げかけてみましょう。口をつぼめて「ふ~」とか「しゅ~」とかで吐いていませんか? いろんな呼吸法があるのですが「は~」もしくは、「ため息をついて~」というと吐ける方もいます。
 ブレスコンディショニングは、見た目だけでなく、体調や気分にも、よい変化をもたらします。グループの中で、あとひと息! と思う方がいても、あせらずに、その方に合った投げかけを心がけてみてください。

困った!

コンディショニングを一般の方に説明するには

自分のレッスンに参加されているお客さまから「コンディショニングって、どんな運動って説明したらいいですか?」と、聞かれる機会があり、一瞬、言葉が出てきませんでした。
レッスンに来て下さっている方には「筋肉を本来あるべき状態に戻してあげる」「筋肉はおもちのように柔らかいのがいい状態」「本来あるべき状態に筋肉を整えることで、姿勢やスタイルも美しくなり」……と、参加者の方に届く言葉を選びながら、少し説明を加えていけます。でも、お客さまがお友だちを誘うときなど、「それって、どんな運動?」と聞かれたら、なんと答えていいんだろう? と困ってしまったそう。コンディショニングは、一度、体験して頂くと、その効果もよさも理解して頂けるのですが……。その一歩前の説明に詰まることがあります。自分が直接会って、言葉を選んで伝えられないとき、コンディショニングをどのように説明するのが分かりやすいのでしょうか?

解決!

コンディショニングとは? をひと言で説明するときは、「頑張らない運動」「不調を改善する運動」と伝えることが多いです。ただ、そのあとに少し補足を加えます。「頑張らない運動」と伝えたあとに、「脱力した状態で小さく動かしてあげると、関節まわりの筋肉が働きを取り戻して、肩こりや腰痛など、いろんな痛みを改善してくれるんです」とか、「不調を改善する運動」と伝えたときは、「筋肉の正常な働きを引き出してあげることで、肩こり、腰痛、冷え、むくみ、肥満などの不調を改善することができるんです」などです。コンディショニングという言葉がひとり歩きしてしまい、さまざまな場面で使われてきました。「コンディションを整える」という意味で、私たちが指導しているコンディショニングとは違うものも、同じように呼ばれてきています。たとえば、NCAが提唱する「Good Condition」の状態10カ条をメモにして持ち歩き、渡してあげてもいいですね。「こんな身体を目指したい人へ」という形であれば、いろんな方が、それはやってみたい!と思ってくださるのではないでしょうか。また、多くの方々が実践されているのが、有吉会長の書籍を持ち歩いていることです。パラパラと書籍をめくれば、イラストや写真も掲載しているので、理解も早いかもしれませんね。

困った!

ブレスコンディショニングのグループ指導について①

ブレスコンディショニングのレッスンでは、呼吸のペースが人それぞれに違うことを実感する瞬間です。息を吸う長さも、吐く長さも、そのとき動いている筋肉も……ひとりとして同じ人はいないんだなぁ~と思うんです。
そんな中で、全員を正しい呼吸に導こうとしたとき、どういう声をかけたらいいのか? と思う方が何名かいらっしゃいます。
とくに困るのが、息を吐けない方です。息を吸うときは、肋骨の動きが出るのに、吐くときは動きがほとんど出ず、吐く長さもとても短く、息が弱い……。長く息を吐いて~といってみると、逆に苦しそうに身体を硬直させてしまうのが分かったり、リズムを狂わせてしまい、むせてしまう方も。
肋骨まわりの筋肉の動きに注目して指導すべきなのか? それとも、息の吐き方に注目した言葉がけが必要なのか? 思考錯誤しているのですが、答えがみつからなく……。それに、実はこういう方が意外と多くて驚くのですが、普通にいらっしゃるのでしょうか?

解決!

呼吸は誰も教わったことがないですし、人とは違う……と比べる機会もないものです。もちろん、呼吸を見て、正しく指導できる人もほとんどいない状態で大人になることが普通。なので、意外と呼吸は一番難しいエクササイズなんていわれることもあるぐらい、難しいと感じる方が多いのです。私がみてきた方でも、強制呼気でむせてしまったり、苦しい! と訴える方もいらっしゃいました。そういったときは、まずは無理をせずに、ご自分のペースで吸ったり、吐いたりを続けてもらうことです。
 このときのポイントは、自分でどんな呼吸をして、肋骨まわりや胸前の筋肉がどんなふうに動いているかを感じてもらうこと。筋肉の動きに意識を向けてもらうと、少しずつ呼吸筋が動き出す方もいらっしゃいます。
 次に息の長さや強さをメインにした言葉がけではなく、筋肉の動きを言葉にしてあげることです。「肋骨が横へ広がって、肋骨を中央へ寄せるイメージで」とかですね。吐くときの動きは、いろいろ言葉を変えて表現してみてください。「肋骨を引き下げる」「お腹が中央へ寄っていく」「肋骨の下部を下へ~」など、その方が動きをイメージしやすい言葉があるはず。あとは、普段の生活の中でも、少し呼吸を意識して整える習慣を提案してみると、少しずつ呼吸も変化していきます。

困った!

首こりを訴えるお客様…

以前は「肩こり」を訴える方が多かったのですが、首こりという言葉がメジャーになったせいなのか「首こり」を訴える方が増えています。
たしかに、首の前が張っている方や首が前へ突き出している方、緊張が強いせいで頭痛がある方も中にはいらっしゃいます。
いつも、背骨まわりの緊張をリセットしたあと、首まわりのリセットコンディショニングを行うようにしているのですが……
どうしても、首の緊張が抜けない方が多くいらっしゃり、困っています。座った状態でなるべくリラックスして、首まわりをリセットしていくのですが、
背骨の緊張も強いせいなのか、首こりの軽減を感じられない方が多いのです。
もう少し時間をとって行うべきなのか? 先に行うリセットの順番が間違っているのか? なにかいい方法がありましたら、教えてください。

解決!

「首こり」はたしかに、ここ数年、テレビや雑誌、書籍などで言われてきたこともあり、 肩ではなく「首」の疲れを訴える方が増えているのかもしれませんね。「首こり鬱」なんて言葉を、あるドクターが雑誌に書いていたのは2~3年前でしょうか。
首まわりの緊張が強い方は、肋骨の緊張も強いはずです。ストレスにより、首が緊張し、横隔膜の動きにも影響を与えるので、 呼吸も浅いのが特徴ではないでしょうか?
そんなときは、まず簡単コアトレの背骨リセットをどれだけ丁寧にやって頂けるかがポイントになります。
次に首の緊張が強いのであれば、座位や立位ではなく、仰向けに寝た状態で首のリセットを行ってみてください。 このとき、タオルを持参頂けていれば、タオルを首の下に入れ込むと、より脱力しやすくなります。
さらに、首のリセットばかりに気を取られず、きちんとブレスコンディショニングも行うことです。 リセット時になかなかリセット感がない、辛さが抜けない方も、強制呼気やうつ伏せ呼吸を行うことで、首の位置が安定し、辛さや疲労感が抜ける方もいらっしゃいます。 常に10キロ以上の頭を支えている首は疲れやすい部位のひとつです。重力から解放した状態を作ってあげるよう努めてみてください。

8 / 9« 先頭...789