NCAの認定資格は運動指導の現場だけではなく、医療、介護など
様々な現場で活用されています。そこで、コンディショニングで
新たな挑戦をしている認定資格者を発掘レポート!
「小学校の体育館で練習できる時は、まだ恵まれた環境ですが、ピータイルや硬い床での練習も多い状況の中、いかに生徒にケガをさせないかが重要です」。そう語り、練習開始とともにフットセラピーから全身の基本コンディショニングまでを実施。生徒を2人1組にし、小学校低学年の子であってもモニタリングでお互いの状態を確認させ、行った前後の変化を感じてもらうなど、身体への気配りを徹底。ケガ防止に努めていらっしゃいます。
それでもケガはしてしまうもの。世界大会出場を夢見る中、1年半前、期待の選手が疲労骨折。ちょうどその時発刊された有吉会長の書籍『表現スポーツ』を贈り、整える意識をさらに徹底されました。その後、日々のコンディショ二ングと練習の積み重ねで、今年4月に世界大会出場の夢を実現。さらに、AGE1トリオ部門で銀メダルを獲得。身体だけでなく心も整えたことで、平常心が保て、ベストパフォーマンスに繋がったそうです。まさに、ジュニア指導の理想として広めたいお話でした。
JCT | 加藤 真由美さん
「GREEN HOP」代表。キッズ・ジュニアを中心にキッドビクスや競技エアロビックの指導をしながら、選手としても大会に出場。今年、ジュニアを世界2位に導き、選手としても全日本総合の出場権を得るなど活躍。