NCAの認定資格は運動指導の現場だけではなく、医療、介護など
様々な現場で活用されています。そこで、コンディショニングで
新たな挑戦をしている認定資格者を発掘レポート!
「僕は身体が小さく、華奢なので、コンディショニングを武器にしようと思ったのです」。お客様は理想の身体をしているトレーナーを選ぶ傾向にある中、鍛えるではなく、整えることを選択した杉山さん。痩せたいと願うフィットネス会員に対し鍛えず、がんばらず、望みの体形に近づける方法を提示。姿勢改善や、肩こり・腰痛などの不調解消をプラスすることで募集すれば定員を超え、追加募集になるほど他のトレーナーとの差別化に成功。お客様の信頼を集めています。
中学から大学までバドミントン部に所属し、ケガと付き合ってきた杉山さん。その経験から選手に少しでも貢献したいと実践学園のトレーナーに就任。技術練習が多く、左右非対称の動きにより歪みやすい身体を改善。最初はケアに無頓着だった生徒達も、痛みと解消を繰り返すごとに身体への意識は高まってきたとのこと。「バドミントンのケガは大体予兆があります。それを敏感に捉え、セルコンする習慣を根付かせたいですね」。日々の練習を無駄にしない。その熱い想いが杉山さんからヒシヒシと伝わってきました。
PCT | 杉山 市朗さん
大手フィットネスクラブなどを経て独立。ティップネスを中心に指導し実践学園中学・高校のバドミントン部をサポート。高校の男子部は全国選抜出場、女子部は8年ぶりに関東大会に出場するなど、強豪校の活躍をコンディショニングで支えている。