NCAの認定資格は運動指導の現場だけではなく、医療、介護など
様々な現場で活用されています。そこで、コンディショニングで
新たな挑戦をしている認定資格者を発掘レポート!
「仮設住宅で暮らす高齢者のガチガチに固まった身体をなんとかしたくって」。大熊町の役場職員として健康教室を行う中、90代の方でもできる運動を探しNCAの資格を取得した渡邉さん。現職のリハビリ病院に移ってからも、役場時代の健康教室でボランティアとしてコンディショニング指導を継続。さらに、「少しでも多くの人が介護を必要としない状態をつくりたい」とグループ指導で対応し切れない方の悩みを解決するために現在、PCT取得を目指して勉強を重ねています。
大熊町にはランナーとしても貢献。市町村対抗駅伝ではチームの選手兼監督としてNCAメソッドをメンバーに浸透。『ランディショニングブック』を人数分購入し練習に取り入れ、整える大切さを説いています。
「ケガが少なくなり練習の質が高まりました。練習量が変わらないのに結果が出ています」とお話しされる通り、一昨年は6つも順位を上げて敢闘賞を受賞。さらに昨年は1つ順位を上げられました。本業でもランナーとしても福島に貢献する渡邉さんが、PCTになり益々ご活躍される姿を期待し、サポートを続けたいと思います。
CT | 渡邉 隆弘さん
福島県の南東北春日リハビリテーション病院のケアマネージャーと、併設するフィットネスさくらのトレーナーを兼務。大熊町役場時代にCIを取得し、指導を開始。県の市町村対抗駅伝の大熊町の選手兼監督を務め、フルマラソンのベストタイムは2時間40分。